ドッグフードの味を確かめる

大切な飼い犬の健康にもっとも重要なのは「毎日の食事」です。
「売れ筋だからこのドッグフード」や「有名なブランドだからこのドッグフード」、「安いからこのドッグフード」なんてことになっていませんか。
平均で10年と言われる犬の寿命を決めるのは、飼い主が与える毎日のドッグフードなのです。
だからこそ、大切な飼い犬に与えるドッグフードを他人任せにしてしまうのはオススメできません。
誰だって「もしもあの時、きちんと健康なフードを与えていれば」なんて後悔をしたくはないものです。
だからこそ、私がオススメするのは、「飼い主が自らドッグフードを口に入れて確かめてみるという手段」です。
人間がドッグフードを口にするということに眉をひそめる方もいるかも知れませんが、基本的に生き物が食べるものですから、当然のように害はありません。
生理的にダメという方もいるかもしれません。
私も人から薦められた時は気が進みませんでしたが、フードの箱に書かれている売り文句だけで大切な飼い犬に与える餌を決めてしまうのにも不安があったので、思い切って実践してみました。
結論から言うと、飼い主である私がフードの味を確かめてみるのは正解でした。
一口にフードと言っても、薄い、濃い、魚の香りがする、肉の香りがする、というように千差万別なのです。
自分の飼い犬が「あのフードはよく食べるのに、こっちのフードは食べない」、「これは高級品なのに、どうして食べないのだろう」なんて疑問を感じている方が答えを知るもっとも簡単な方法、それこそが自分でフードを味見することなのです。
自分の味覚を使ってフードをチェックしていくと、様々なことを知ることができます。
基本的なところで味、そして匂い。
何度もフードの味を確かめるうち、次第に自分の飼い犬のフードの好みが分かるようになります。
より深くペットと通じ合えたような気がして嬉しい瞬間です。
フードの試食で重要なのは、塩分と化学調味料の含有量です。
特に高齢化した飼い犬の場合は、人間と同じように高血圧などの病気にかかり易くなるので、なるべく塩分の低いフードを厳選する必要があります。
もちろん犬の好みもあるので、なるべく塩分が少なくて、なおかつ食いつきが良いフードを選択するのがベストです。
私が理想とするフードは、濃い塩分で犬の食いつきを良くするタイプではなく、薄い塩分で素材の良さを生かすタイプです。
この手のタイプは濃い目の味付けを好む犬の場合だと前者に比べて食いつきが良くありません。
しかし、犬の健康を考えると後者を選択したいところです。
フードの試食は、匂いのチェックから始めます。
犬が餌を食べるとき、最初にするのが匂いを嗅ぐことなので、フードの匂いは重要です。
魚の匂い、肉の匂い、穀物の匂い、人工的な匂い、飼い犬が好む匂いは個体によって大きく違うので、自分の飼い犬が好む餌の匂いを覚えておくとフードを購入するときの目安となって便利です。
次にチェックするのが味です。
しょっぱかったり、甘かったり、化学調味料のようだったり、これもまた犬の好みです。
最後にチェックするのが食感です。
噛み応えと柔らかさは重要な項目です。
飼い犬の味の好みを理解できると毎日の餌やりが楽しくなります。
なので、飼い主がフードをチェックすることは、飼い犬との意思疎通に繋がる大切なことなのです。